車載設計統括部は、主に車のメーターを設計している部門です。車のメーターは、スピードメーターやタコメーター、燃料計、水温計など、どの車種も基本的な構成はだいたい決まっていますが、最近ではドットの液晶によって平均燃費や瞬間燃費、走り始めてからの経過時間などを表示できるメーターもあります。各メーカーと話をして、どういう機能を盛り込むか仕様を決めていくのが、私たちの仕事ですね。今、車の中はネットワークで繋がれていて、スピードやエンジンの回転数などが、LANを通じてデータで送られてくるようになっています。車載設計統括部は、機械的な部分を担当する部署、回路基板の設計を担当する部署、それと設計部に分かれています。私が所属するシステム設計部の仕事は、回路基板に乗っているマイコンのソフトウェアの設計です。
今後の課題はいろいろありますが、ソフトウェアの設計効率を上げることと、北米や欧州で設計できる体制づくりをしていくことが、大きな課題ですね。システム設計部が欲しい人材としては、客先に出向いてメータの仕様を決める「システム設計者」には、海外を含めて活発に動き回れる人、客先で話をして仕様を取りまとめられる人を、また仕様書を基にソフトウェアを設計する「ソフトウェア設計者」にはソフトウェア設計に興味を持っている人、学校でソフトウェア設計の経験がある人に来ていただきたいですね。
この仕事のおもしろみは、無限大の可能性があること。ハードウェアは作りたくても作れないものがあるけど、ソアトフェアは自分がイメージしたものを具現化できる。そういったところが、この仕事のおもしろみではないでしょうか。 |