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・車載設計統括部  システム設計部
・R&Dセンター 開発部
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  部門紹介


野口 正紀
車載設計統括部 システム設計部 シニアマネジャー 野口 正紀 中央大学出身
車載設計統括部 システム設計部
車の表示装置はどんどん高度化し、今やソフトウェア設計が不可欠。

 車載設計統括部は、主に車のメーターを設計している部門です。車のメーターは、スピードメーターやタコメーター、燃料計、水温計など、どの車種も基本的な構成はだいたい決まっていますが、最近ではドットの液晶によって平均燃費や瞬間燃費、走り始めてからの経過時間などを表示できるメーターもあります。各メーカーと話をして、どういう機能を盛り込むか仕様を決めていくのが、私たちの仕事ですね。今、車の中はネットワークで繋がれていて、スピードやエンジンの回転数などが、LANを通じてデータで送られてくるようになっています。車載設計統括部は、機械的な部分を担当する部署、回路基板の設計を担当する部署、それと設計部に分かれています。私が所属するシステム設計部の仕事は、回路基板に乗っているマイコンのソフトウェアの設計です。
 今後の課題はいろいろありますが、ソフトウェアの設計効率を上げることと、北米や欧州で設計できる体制づくりをしていくことが、大きな課題ですね。システム設計部が欲しい人材としては、客先に出向いてメータの仕様を決める「システム設計者」には、海外を含めて活発に動き回れる人、客先で話をして仕様を取りまとめられる人を、また仕様書を基にソフトウェアを設計する「ソフトウェア設計者」にはソフトウェア設計に興味を持っている人、学校でソフトウェア設計の経験がある人に来ていただきたいですね。
 この仕事のおもしろみは、無限大の可能性があること。ハードウェアは作りたくても作れないものがあるけど、ソアトフェアは自分がイメージしたものを具現化できる。そういったところが、この仕事のおもしろみではないでしょうか。


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R&Dセンター 開発部
東 政利
R&Dセンター 開発部 シニアマネジャー 東 政利 長岡工業高専出身
技術開発と商品企画、豊かな発想と行動力で“次”を生み出していく。

R&Dセンター開発部の仕事は、要素技術を横に展開していくための企画をどんどんやっていくことと、社内の設計インフラで、量産設計部門の頭の部分が担当です。具体的には、視認性の良いディスプレイと、これから向かう先の道路状況や車の死角など見えないところを見えるようにするという、この2つを開発の基本方針に、表示系のシステム開発を行っています。
 代表例が、フロントガラスにメーター類などを映し出す「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」です。HUDでフルカラー表示が可能なのは、現在のところ当社だけです。この技術を社内で蓄積し、表示をもっと明るく、見やすく、きれいに、大きくするなど、今後はHUDの魅力をより高める取り組みを行っていくことになるでしょう。また、車載用の樹脂レンズ技術に特化し、この技術を使って360度見える小さなレンズにCCDカメラを取り付け、全方向の絵が撮れるものを、次の商品として開発し発表しました。
 開発部は、社内でも誰もやっていないことを手がけているので、参考になる例がないわけです。新しい事業ができるって、うれしいじゃないですか。他のいろんなメーカーに行き、いろんな方にお会いできるんですよね。技術的なことはもちろん、違う業界の人の話を聞くのは楽しいですし、そこからヒントも生まれます。
 技術開発、商品企画など、ここはいろんな要素が複合的に絡み合っている部署なので、必要な人材としては、発想が豊かで、元気があれば技術系にはこだわらないです。何か1つ、得意なものを持っていればいいと思うんですよ。もちろん、レンズ設計、機械設計、デジタル回路、画像処理ソフトをやったことのある人なら、それだけ近道できます。いっしょにNSで夢にチャレンジしましょう。


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霜鳥 裕
ディスプレイ事業部 第2技術部 シニアマネジャー 霜鳥 裕 長岡技術科学大学大学院出身
ディスプレイ事業部 第2技術部
次世代のディスプレイとして将来性が期待されている表示デバイス。

 日本精機では、有機ELは次世代のディスプレイとして位置づけ、開発に取り組んでいます。わが社の取り組んでいる有機ELは、”低分子型”と言って、有機発光材料の粉末を、真空中で加熱しながら溶かして蒸発させ、極めて薄い膜を何層も積んで製造するんですが、この材料の混ぜ方一つで出来が変わってくるので難しいですよ。有機ELは、黒が引き締まった自発光型で、ハッキリ見やすく、マイナス40℃の低温でも動きのスピードが落ちない、視野角が広い、などの優れた特長があります。ディスプレイ事業部 第2技術部は、この有機ELを自社で開発しようということで、それを推進するための研究開発と量産設計の部門です。
 有機EL自体がまだ創成期ということもあり、携帯電話のサブディスプレイや、MP3プレーヤー用のディスプレイ、カーオーディオ用のディスプレイなどの用途に使われ始めてきたところですが、日本精機の特徴は、それを車に絞っている点であり、私たちは”車載で使える信頼性”や”瞬間的に判読できる見やすさ”を特に追求しています。すでにダイムラー・クライスラーやGMなどの車の計器に、私たちの量産品が搭載されていますよ。今後は、より大きく、より明るく、さらにカラー化はもちろん、より多くのお客様に使ってもらえるために、より低価格な有機ELを目指していきます。
 創成期ということで、自分たちのやっていくことが一つの有機ELの歴史に刻まれるわけで、それがこの仕事のおもしろみでしょうか。ただ、誰もできていないことがほとんどですので、こういう技術が欲しい!と思っても、すぐに使えるものがないところが、逆に大変なところですね。壁に当たったときは、開発チームで集まり、材料の組み合わせ方を変えてみたり、混ぜてみたりして試行錯誤します。
 ここまでは、有機ELのパネル開発の話をしましたが、私たちの開発業務では、これを製品にまとめあげていくための、駆動回路開発や見せ方研究、量産装置などの製造技術開発も重要です。有機ELは、パネルだけでは動かず、”使える”EL製品に仕上げていくためには、多くの開発スタッフが連携・協力しているんですね。だから、高いチャレンジ精神と共に、優れたチームプレーのセンスを持っていないと、この仕事はなかなかできない。皆さんはそれぞれ専門性を持っていると思いますから、有機EL開発部ではそれを活かして製品化に結び付けたい!という人が欲しいですね。競争は厳しいと思いますが、有機ELはこれから伸びていく分野ですよ。


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R&Dセンター 開発部
平田 祐二
製造本部 生産技術部 シニアマネジャー 平田 祐二 千葉工業大学出身
量産に向けた製造の要素技術の確立と、海外生産拠点への技術支援。

 通常、生産技術部というのは、設備を造ったりするところが多いんですが、 日本精機の生産技術部は少し異なります。2、3年後の新しいモノづくりの要素技術を確立する、つまり量産に向けた製造の要素技術の開発と、海外拠点への技術支援を行う部署という位置づけですね。国内外の生産設備や技術の支援部隊も同じ生産技術部門として、この製造本部内にあり(実装技術部、設備技術部)、常に連携を取りながら活動しています。失敗が許されないという大変さはありますが、無から有を産む、実際にカタチになっていくところが、この仕事のおもしろさ。世に出るのは完成品ですが、それを支えているのは基礎技術です。だから、生産技術部ではみんなが、プロフェッショナル的な意識でやっていますよ。
 一つ目の使命として、モノづくりの強化というテーマでは、核となる「光技術制御」の継続的開発と深掘りを行いながら、応用製品の量産化を目指しています。いわゆる、差別化技術開発です。一例として、日本精機には、ヘッドアップディスプレイ(HUD)のミラーという超精密光学部品がありますが、これを光学設計から金型加工、成形、光学膜付けまでを社内で一貫生産製造するための要素技術をつくるわけです。その中で、生産技術の役割としては、自由な(実現しづらい)光学設計された製品をいかに造り上げるか(量産するか)。そのための超精密加工技術開発や光学成膜技術開発です。これが、差別化実現の”鍵”となれるように日々努力しています。
 また、もう一つの使命として、海外技術支援があります。グループ会社を含めて日本精機には海外に生産拠点を持っていますが、日本で築き上げた技術を海外に転換することで、グループ全体の品質を向上させていこうとしています。これは最先端技術というより、匠技術のグローバル展開です。当然のことながら、海外を含めた生産設備の設計、製作、設置、指導等々のエンジニアもグローバルに活動を行っていて、製造本部系エンジニアの海外出張日数は、毎年ほぼ倍増して常に数人が海外を飛び回っています。これから大きな工場も海外でいくつか立ち上がっていきますし、相当忙しくなっていくと思いますよ。
 この様に、数年先の新しい要素技術開発と、グローバルに活動するため生産技術部として欲しい人材というと、T字バランスを持ったエンジニア。自分の専門は専門でしっかりと持っているんだけど、関連する横の技術も身につけられる人がいいですね。決められた課題をこなすエンジニアは多くいますが、これからは未知な物、判らない環境の中でも、手探りかつ自分で道を切り開けることのできるバイタリティがある方、オリジナリティあふれる新しい発想ができる方がこれからは求められるのではないでしょうか。さらに言えば、知識を知恵に変え、イレギュラーなことでも自分で乗り切っていけるエンジニア、海外で積極的に活動できるエンジニア、電気・電子・機械・化学系や精密加工・印刷・成型等の専門のエンジニアが希望です。


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N.S. North America Design Center
N.S. North America Design Center シニアマネジャー 佐藤 浩一 新潟大学出身 ※TV電話回線を通じて
  撮影をしています。
北米自動車メーカーの要求に、タイムリーな対応が可能。

 これまで設計は日本精機本社にしかなく、海外の得意先からソフトウェアの変更を依頼された場合、お客様の要求にタイムリーに応えることができませんでした。そこで北米、特にダイムラークライスラーやゼネラルモータースなどの膝元に設計者を置いて、お客様の要望にタイムリーにお応えしようと、2006年4月と6月に私を含めて12名の設計者が駐在することが決まり、もともといた設計者も含めて計28名で、N.S. North America Design Centerを立ち上げたのです。
 この28名は、常にお客様のところへ行って情報を得てくる係、その情報を基にソフトウェアを設計する係、テストして機能を確認する係、機械設計を行う係、回路設計を行う係というように、みんながそれぞれ役割を持って仕事をしています。これまでのようなタイムラグがないということで、お客様の評判はだいぶ良いですね。こちらに来て良かったと思いますよ。
 今後は、手薄な機械設計と回路設計のスタッフを増やし、日本精機本社に頼らなくてもこちらですべてやれるように体制を整えていきたいと思っています。また今は、プロトタイプも日本にお願いしていますが、こちらの部品メーカーを使って、こちらでモノが組み立てられるようにしたいです。そうすれば、さらにタイムリーにお客様にサンプルが納められますから。
 ここでは設計といっても、お客様のところに行って要求を聞いてきたり、費用を見積ったり、工場に行って図面通りにつくれるかチェックしたりと、いろんなところに関わりを持たなければならない。だから、特に若い人はいい勉強になると思います。まず、日本精機本社でスペシャリストになって自分の武器を身につけた上で、アメリカに来ていろんなことを学ぶのがいいかもしれませんね。もちろん、会話はすべて英語ですので、英語力はあったに越したことはないけれど、むしろ積極的に話しかける姿勢や一生懸命説明する熱意の方が大事だと思います。



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